except
「綱吉くん!」
「………何ですか。」
骸は真剣な顔で綱吉の前に正座する。綱吉もつられて正座をしてしまう。
綱吉の部屋に二人揃って正座。 何とも奇妙な図である。
「あのですね………。」
(うわ………何だろこの真剣な顔………。)
真剣な表情の骸につい身構えてしまう。
「最近、僕達マンネリ化していると思いませんか!?」
「はっ………!?なっ何が………??」
「何ってセッ…………」
「わーー!!わーーー!!いっ言わなくていいからっ!!!」
真っ昼間から何を言い出すのだと、綱吉は急いで骸の口を手で塞いだ。
「綱吉くんは思わないんですか……!?」
骸は綱吉の手を取ると、そのまま自分の腕の中にしまいこむ。
「えっ……!?おっ……、俺は別に何とも………。」
「………そうなんですか。」
骸は何故か不満げだ。
(真剣な顔してるかと思えばこんな……。)
綱吉は軽く眩暈がした。
「ですが、綱吉くん!!」
「なっ何……!?」
「たまにはいつもと違うこともしてみたいと思いませんか!?」
「いや、俺は……」
「そうですよね!!してみたいですよね!?」
骸は綱吉の話を聞かずドンドン 先に進めていく。
「ちょっ話を聞………」
「綱吉くん……こちらを向いてください。」
「えっ………あっ。」
言われるがままに骸の方を見れば右目の中に
「一」の文字が見えた―――。
(うっ……ん………??)
目を開ければ目の前に骸が立っていた。
「むく………ろ………?」
「おはようございます綱吉くん。」
「あれ……俺寝てた……?えっ!?」
意識が覚醒し始めたころにやっと自分の身体が自由に動かないことに気がついた。
両手は布で縛られており、壁に食い込んでいる鉄の金具に引っ掛けられ、まとめ上げられていた。
まわりを見れば確かに自分の部屋のはずなのに、自分の自由を奪うものだけがあまりにも異質である。
しかしそのおかげでこれが骸がかけた幻覚だとわかった。
だが、わかったところで綱吉にはどうしようもない。
「なっ!!何だよこれっっ……!!骸っ……!!」
綱吉は必死に拘束から逃れようとするが、無駄な抵抗で終わってしまった。
「クフフ……いいでしょう綱吉くん、新鮮でしょう?」
「ばっ……!!何言ってるんだよっっ!!いいから早くこれ解いて!!」
「おやおや、お気に召しませんでしたか?……そうですよね、この手のプレイは散々やりましたからね。」
「ぷぷぷぷぷぷプレイとかゆーなーーっっ!!てかそーゆー問題じゃないッッ!!」
「大丈夫ですよ綱吉くん、今日は一味違いますから……。」
「だからそーゆー………ひぃっ!!!」
骸がパチンッと小さく指を鳴らすと、綱吉の頭上からボタボタとたくさんの蛇が落ちてきた。
何だかどこかで見たことのある状態だ。
「ちょっなっ……!!何コレ……!うわーーーーッ!!こっ来ないでーーーーッッ!!!」
蛇たちは綱吉の方へじわじわと近づく。
綱吉は逃げるために自由な足を使い、壁に身体をベタリと張りつける。
「クフフフフ……綱吉くん、今日の相手はその子達ですよ………可愛がって貰って下さいね。」
「んなっ!!??やっやだやだやだやだっっ!!!」
「あぁ……あまり暴れない方がいいですよ?中には毒を持った子もいるみたいですからね。」
「なっ………!そんなっっ………!ヒッ……!!」
ぬるりと蛇特有の質感が綱吉の足に巻きついた。
1匹が始めると、2匹、3匹といたるところから綱吉に巻きつき、身体を這わせる。
「いやっ!!やあぁっ………!!」
冷たいウロコの感触が、生きものが這う感覚が、気持ち悪い。
ぞわぞわと背中があわだつ。
「やだぁっ……!!やあっ!!あぁっ!!そこやだっ………!!」
服の中に侵入した蛇たちは綱吉が敏感なトコロばかりを這う。
「ひっ!!あっ……!やっぁ………!」
足のつけ根から綱吉自身の近くを這ったり、胸元を這う。
感じるトコロを這う度に綱吉は悲鳴に近い声を上げる。
「やあぁっ………!だめっだめっ…ひぅ!!…やだぁ……!」
そんな綱吉を骸はただ見つめるだけだ。
「クフフフフ…………可愛いですよ、綱吉くん。」
「んっも………やだぁっ………。ひゃぁあ!!」
「……それにしても蛇に感じるだなんて、………とんだ淫乱ですね。」
「ちがっ………!!あぁっ……んぅ……!」
「違わないでしょう、こんなに濡らして。」
「あっ ひゃぁん!!」
骸は綱吉の下半身に巻き付いていた蛇たちを取り払うと、綱吉のズボンを下着ごと引き下ろした。
すると蜜を溢れさせた綱吉のが元気に顔を覗かせる。
「トロトロですね、ねぇ 触ってほしいですか?」
「うっ……くっ………!」
腰にクる低音の声で囁かれるともう何とも言えなくなってしまう。
こんな感覚知らなくてよかったのに。
「綱吉くんどうしますか、あぁ……僕が触るのが嫌なら自分で………。」
「………って……。」
「………何ですか?」
「………さわ……って……!おねがっ………ぃ」
「クハッ………よく言えましたね。」
骸はちゅっと軽く口づけると、望みどおりに綱吉のに触れる。
「ひゃあんっ!!んぁっ……!!」
「気持ちいいでしょう……。」
「んあっ!あっあっ……やぁっ………!!ふぁあ!!」
骸は綱吉の悦いところばかりを擦る。
「あぁっ!!あっ……!もっだめ……!ちゃう……!!あ、あああぁっ………!!!」
綱吉はひときわ高い声を上げると、骸の手に大量の蜜を放っていた。
「あっん………はぁっ……ン」
綱吉はぐったりと頭を垂れ、目は虚ろだ。
「おやおや……綱吉くんもうおしまいですか?僕のお相手はして下さらないんですか。」
骸はそう言いながら綱吉の身体中に口づける。
「んや………もっやだぁ……っ。」
綱吉はフルフルと頭を横に振るが骸がそれを聞くはずがない。
「ズルイですよ、綱吉くんばっかり……僕も気持ち良くしてください。」
「あっだめっ……やっや……!やあぁぁんっ!!」
その後しばらくの間 綱吉は骸の目を見て話さなかったという………。
END