nero*miao compleanno
「ひっ、雲雀さん………?」
「………?どうしたの綱吉。」
リボーンが雲雀さんが大変なコトになってるって言うから
俺は休みだっていうのに猛ダッシュで学校に駆け込んだ。
(心配で急いでたから私服のまま学校に来てしまった。)
いつもみたいに応接室をノックして開けたドアの先には
普段と変わらず仕事をしている雲雀さんがいて。
何だ、何もないじゃん……リボーンめっ驚かせやがって……。
なんて思った。
その時だった。
雲雀さんの頭に三角形の耳が2つ
フカフカとその頭と同じ毛を生やした漆黒の黒い猫耳が乗っかっているのに気づいた。
「ひっ、雲雀さん………?」
「………?どうしたの綱吉。」
不思議そうに俺を見る雲雀さんを横目に俺はこの状況を理解しようと必死だった。
確かにリボーンが言った通り雲雀さんは大変なコトになっていた。
この人は一体どうしたのだろうと俺なりに考えてみた。
@コスプレに目覚めた
Aコスプレに目覚めた上にさらにソレを知らぬフリをして俺のツッコミ待ち
Bリボーンの悪戯
…………どれも可能性として考えられなくはない。
(一番に考えられるはBだけど、最近雲雀さん
俺にやたらとコスプレさせたがるから自分でもしたくなったのかな……。)
「どうしたの、とりあえず入るか入らないかどっちなの。」
「あっ、すっすみませんっっ!!」
ドアを開けたまま立尽くしていた綱吉は応接室に入り、ドアを閉める。
「どうしたの綱吉、今日は休みでしょ。」
「いや、そのっ……えっと……。」
「………僕に会いたくなったの?」
「や、……その……。」
「………違うの?」
雲雀は顔をムスッとさせるとお茶を入れるために席を立つ。
(どっ……どうしよう。何て言ったら(ツッコんだら)………。)
綱吉はそう思いながらチラリと雲雀を見る。
「……ッ!!?」
お茶を入れている雲雀の後ろ姿に耳と同様に漆黒の毛並みが美しい長いしっぽがついていた。
(えっ……!?アレはその………えぇっ!?)
綱吉は混乱しながらもその長いしっぽをまじまじと見る。
「………さっきからどうしたの綱吉。」
雲雀は怪訝そうにお茶を片手に綱吉の隣に座る。
「いや、………そっその…………。」
「僕の顔に何かついてる?」
(きっ気づいてない…………!?)
「えっと………。」
(えぇい!!もうどうにでもなれ!!!)
「…………あの、雲雀さんその頭についてるのは………。」
「………頭?」
(やっぱり気づいてない!!!)
「………そのっ……猫耳が……。」
「猫耳?」
雲雀はそう言われ自分の頭に触れる。
「………ワオ。」
気づいたようだ。
雲雀は触るだけでは足りなくなったのか机の引き出しから鏡を取出し自分の頭部を確認しだした。
「………あの雲雀さん……後ろにしっぽも……。」
「…………へぇ。」
雲雀はくるりと自分の背後を見てみれば恋人に言われた通りのものがついていた。
「………これ綱吉が着けたの?」
「いやいやいやっ!!滅相もないですっ!!」
「………そう。」
雲雀は自分のしっぽを不思議そうに撫でたり耳を引っ張ったりしている。
(うわ……何か可愛いかも…って!!そうじゃなくて!!!)
「……あの、雲雀さん……それ多分っていうか
確実にリボーンのせいだと思うんですけど、何か心当たりありませんか?」
「赤ん坊……そう言えば少し前に飴を持ってきたよ。」
「飴??」
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