小さいからって甘くみないでよね。







「ランボー、イーピンお菓子持ってきたよ、……って雲雀さんッッ!?」


「あぁ、邪魔してるよ。」


(邪魔してるっていう概念はあるんだ………。)

「ってそうじゃなくて!何で俺の部屋にいるんですか!!」


「用がなくちゃ来ちゃいけないの。」


「や……、そういうわけでは………。」


(あぁ、また窓から入って来たんだろうな……。ってかアレ?イーピンどこ行ったんだろ?………、
 でも、いない方が安全………、かな……。)



「ツーナー、こいつ何かね、靴履いたまま部屋入ってきたんだよー。あらら〜〜いけないんだ〜〜〜。」


「何、この草食動物。」


「ぐぴゃぁッッ!!!」


「ひっひばりさんっ!!!乱暴はやめてくださいッッ!!」


「……フンっ。」


「くぴゃ!!」


雲雀はわし掴んでいたランボの頭を離すと
ランボは当然のように重力に逆らえず、床にペチャリと落ちた。


「らっランボ!」


綱吉が思わず駆け寄り抱き上げるとガタンッと音がした。


「ちょ!ちょっと!ずるいですよっ!!ボヴィーノの牛!」


「は………?」




音の原因は綱吉のベッドの下から出てきた骸だった。

額が先程ぶつけたのか、赤くなっている。




「……なっ!何でそんなトコロにいるんだよっ!!」


「君、何でそんなトコロにいるの……。」


「君こそ、何でそんなところにいるんです、ココは僕と綱吉くんの愛の巣ですよッッ!!」


「はぁっ!!?何言ってんのッッ!!?」


「何言ってるの……、ココは僕と綱吉の愛の巣だよ。君はさっさとパイナップル畑に還りなよ。」


「ッ……!君こそ、あのむさいリーゼント集団のもとへ帰ったらどうです?」


「余程その顔をグチャグチャにして欲しいみたいだね………。」


「おやおや、そのセリフ、そっくりそのままお返ししますよ。」


バチバチと二人の間に火花が散っているのを目の当たりにし
綱吉は背中に冷たい汗が流れるのを感じた。



(あー!!もうッ!!何でこんなコトになってんだよぉ〜〜〜ッ!!
はっ!!とっとにかく早く止めないと…………ッ!)




「雲雀さんッ骸やめー……」


「うぅ〜〜〜ッうぇぇぇッ!!!」


「えっ!?らっランボ!?」


二人を止めようとした瞬間、綱吉の腕の中にいた子どもの手には
大粒の涙を瞳に溜めながら、大きな筒を手に持っていた。


「なっ!ランボそれ………ッ!」


手にあるそれは、もちろん10年バズーカである。



「がっ………!が・ま・ん………っ!!!」




「ちょっ!!ちょっと待てって…うわぁ!!?」



止めようとした時には既に遅く、ボカンッ!という音がしたと思えば、
部屋には白煙が広がっていた。





「ら・・・!ランボッ!?」


まずい時に来てしまったであろう10年後のランボを探すように、
段々ひいていく白煙の中を綱吉はキョロキョロと探す。




「うぅ・・・ッ・・つな〜〜〜ッ!」


「ランボ!!って、・・・・アレ!?」


綱吉の目に飛び込んできたランボの姿は10年後の姿ではなく、5歳児の、現在のままの姿だった。


「え・・!?何で・・・?」



「ちょっと、これどういうこと。」

「おやおや、困りましたね・・・。」



「え!?・・・ええええぇッ!?雲雀さん!?骸!?」


ふと声をするほうを見てみれば、先ほどまで自分よりも身長のあったはずの二人が、
ランボと同じぐらいのサイズに縮んでいた。





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