小さいからって甘くみないでよね。 2
「なぁッ!?こ、これどーゆーこと!?」
「ランボのやつ、10年バスーカの発射口を逆にして打ちやがったな。」
「リボーン!?」
ひょいっと、どこから現れたのか自分の寝床であるハンモックから綱吉たちを見下ろしていた。
どうやら、ランボは自分に打つはずだった10年バスーカを間違えて雲雀たちの方に向けて打ってしまったようだ。
だが、そうだとしてもこの状況はおかしい。
「リボーン、これって・・・・ッ」
「あぁ、あきらかに故障だな。前の獄寺のときと同じ状態になってやがる。」
「うそぉーーッ!?じゃ、じゃぁ雲雀さんと骸はしばらくこのままってこと・・・・・?」
「そーゆーことだな。」
(そ、そんなーーーーッ!!!)
「そんなワケでツナ、お前が面倒みろよ。」
「な!何でッッ!!?」
「当たり前だ、部下が困ってるのを助けるのはボスとして当然だろ。」
「なーーーッ!!!」
「じゃあな!」
「な!リボーン!逃げるなよ!!」
綱吉の声も聞かずリボーンは外へと消えてしまった。
(あぁ〜〜〜ッ!!何でこんなことに〜〜〜ッ!!)
綱吉はヘナヘナとその場に座り込み、ため息をついた。
(でも仕方ない・・・、よな。・・・はぁ・・・・。)
「そうだね、この姿じゃバイクに乗れないし。」
「こんな姿、他の人には見せられませんしね。」
綱吉が項垂れているというのに、
被害にあった本人達はさほどたいした事でもないように自然に受け入れている。
二人としては自分の身体が小さくなった、ということより、綱吉と一緒にいれる、ということの方が重要なようだ。
「その・・・、二人とも、何かすみません・・。」
「いいですよ、綱吉くんと一緒に居られるなら何日でも構いません。」
「僕もだよ、綱吉。」
「ですが」
「でも」
「え?」
「この鳥と」
「このパイナップルと」
「「一緒は御免ですよ(だよ)!!」」
二人はキッと睨み合うと、バチバチと火花が飛ぶようにみえるのは多分綱吉だけではない。
小さくなっても、このいきおいは変わらないようだ。
「いや・・、でも二人とも・・・・。」
「もういいじゃない綱吉、こんなの早く放り出しなよ。」
「何をっ!君こそ早く退室してください。そして2度と綱吉くんに近づかないでください。」
「何言ってるの、君こそ綱吉に近づかないでよ。」
「あ〜〜ッ!もう!!2人ともいい加減にしてください!!」
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