小さいからって甘くみないでよね。 3
「はぁ・・・・。」
綱吉はぐったりと自室のテーブルに頭を預けた。
雲雀と骸が小さくなってやっと数時間の時が過ぎた。
奈々に何とか事情を説明し、ランボとのケンカを何回か止めたあと
(しかしそれ以上に二人のケンカは何をするにしても多い)
夕食を取り(夕飯がハンバーグなおかげで雲雀さんはひそかにご機嫌だったらしいbyリボーン)、
風呂に入る順番や自分と入ると聞かない二人を何とか静めて、やっと一人になる時間ができた。
今、一番風呂から上がった雲雀は帰ってきたリボーンと
綱吉には何かよくわからない話に夢中で、骸は現在入浴中だ。
(あーー平和だぁ・・・。今日1日、ホント長かった気がする・・・。)
綱吉はいつも以上に騒がしい1日に心身ともにクタクタである。
(もー・・・風呂入ったらすぐ寝よう・・・・。・・・・ん?寝る・・・・・・?)
綱吉はふと自分のベッドを見るとしばらくしてから重い腰を上げ、部屋から出る。
(確かあった気が・・・・・・。!!うわ・・・、どうしよう・・・。)
沢田家 PM 10時
「えっと、雲雀さん、骸、あの・・・。」
「どうしたの綱吉。」
「どうしたんですか綱吉くん。」
綱吉の部屋に帰ってきた雲雀と骸は
自分達の前で正座する部屋の主(一応)に首を傾げる。
「そのですね、俺ン家の布団・・、全部使ってて、・・・その寝るトコロがその、あのベッドしかないんですが・・・。」
ちらりと綱吉が普段使っているベットを見れば、雲雀も骸もベッドの方に目線を向ける。
「あの、俺だったらランボと一緒に寝たりだとか、リビングのソファで寝れるんで、よかったら二人でベッドを・・・・、
ほら、今なら体格的に邪魔になるサイズじゃないです、シィィッッ!!!?」
綱吉が話していると綱吉の顔のすぐ横を鉄の棒が通った。
そしてすぐにそれが壁に突き刺さる音も聞えた。
凍りついた顔で綱吉が正面を見れば、
身体にどず黒いオーラをまとったように見える雲雀と骸の姿があった。
雲雀にいたってはトンファーを構えている。
片手にだけしかないとことを見ると先程顔の横を通ったのはトンファーであったと理解できた。
「あ・・、あの・・・・ッ」
綱吉は怯えながら口を開くがすぐに二人に小さいながらすごい形相で睨みつけられた。
「綱吉・・・・・・ッ」
「ヒィ・・・ッ!!」
「僕がこのパイナップル嫌いなの知ってるでしょ・・・・ッ!?何考えてるの・・・・ッ!?」
「うわーーッッ!!!すみませんすみませんッ!!わかってるんです、わかってるんですけど・・・・。」
「・・・・でも俺・・・、二人、どちらかに床やソファで寝てくださいなんて、言えないです・・・。」
(だって怖いし・・・・。)
綱吉は シュン・・・、と項垂れ、俯いてしまった。
その様子に雲雀も骸もグッと押し黙る。
「あぁ!それではいい考えがありますよ!」
「・・・・・へ?」
←「小さいからって甘くみないで下さい。」に続く・・・。