恋人はサンタクロース 続き1







(骸・・・・、今度はいつ会えるんだろう・・・・。)





パーティも終わり、あらかたの片づけを終わらせ、入浴を済ませた綱吉は自室で空の暗闇を眺めていた。



「何見てんだ、ツナ。」


「り、リボーン!」


家庭教師はもう寝る気満々なのか、
いつものナイトキャップをかぶって自分の寝床に飛び乗る。


「それ、書かないのか?」


「え・・・・・。」


リボーンがそう言ってチラリと見た机の先にあるのは、先程フゥ太からもらった短冊だ。



「・・・・や、だって俺もうそんな年じゃないし。」


「・・・・・そうか、でも俺は書いても損はねぇーと思うけどな。」


「え・・・?何だよそれ、どーゆー意味」

「すぴー。」


「寝るの早ッッ!!」





(何なんだよ・・・・・・。)


綱吉はそう心で呟くと、机の上にあった短冊を手に取る。







(・・・・・書いても、しょうがないよな。)

そう思い、机に置かれたペンに伸ばしかけた右手を引っ込める。














(でも・・・・・・、でも、書く、・・・・書くだけなら・・・・・。)







綱吉は右手をもう一度、机に伸ばした。










「おやおや・・・・、これは何と可愛らしい。」






何だか肌寒い気がして、ゆっくりと眠りの海から掬い上げられたように、ゆっくりと瞼を開ける。


(あれ・・・・、俺・・・窓のかぎ・・・かけたのに・・・?)


この寒い中開けっ放しで寝るなんて、そんな根性はない。

確かにかけたハズなのに。

何故開いているのだろう。

風で揺らめくカーテンが幻想的に見える。




「おや、起こしてしまいましたか。」


「・・・・ッ!!???」


いきなり聞えた声に綱吉は目を見張り、上体を起こす。




「・・・む、・・・・くろ・・・・・?」


綱吉の目の前には、会いたくてしょうがなかった人物が、いた。


「おはようございます、綱吉くん・・・あ、まだ「こんばんは」ですかね?」


いつもと変わらぬ姿に笑顔。本当に会いたくてしょうがなかった恋人が目の前にいる。
綱吉の瞳には自然と涙が溢れてくる。


「ほんと・・、に、骸・・・・?」


「えぇ、夢じゃありませんよ。」




「・・・・・・・ッくろ!!」


綱吉はベッドから、目の前にいる男に飛びつく。


「ッ!!おや・・・、クフフ・・・、嬉しいですね。」


「・・・ッ!!・・くろっ・・・むくろ・・・・・っ!」


骸は自分の胸に飛び込んできた綱吉をぎゅっと抱きしめると、
綱吉を宥めるように背中を撫でてやる。




「・・・っ!ばかっ・・・・・あいた・・・・・ッかった・・・っ!」

「・・・僕もです。すみません・・・、長い間、会えなくて。」

「も・・・っ、いいよ・・・っ会えて・・・嬉しいっ・・・から・・・。」

「はい・・・・。」

「ん・・・・。」


骸はすいっと綱吉の顎を掬い上げると、2ヶ月ぶりのキスを落とした。


「んっ・・・ふぁ・・・っ・・んぁ・・・う・・・。」


久しぶりのキスなのに、骸は優しく綱吉の口内を犯す。




「ンン・・・っ・・はぁ・・・っ・・、む、・・・くろ・・・・。」


優しく、しかし長く啄ばんでやると、綱吉の目はもう快楽に落ちた色をしていた。


「綱吉くん・・・・っ・・・いい、ですか・・・・?」


こんな時に聞くなんて、意地悪だ。

もうやめる気もないし、やめられるわけがないのに。


「・・・んっ・・・・・・、いい、に・・・決まってる・・・だろ・・・。」

「はい、そうですね・・・。」


骸は綱吉を抱き上げるとベッドに優しく下ろす。




「・・・・・・・、嬉しかったんです。」


「・・・なに・・、が・・・・?」






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