ヨイユメミ
AM5:30 沢田家前
クフフ おはようございます 六道 骸です。
これから綱吉くんの部屋にお邪魔しようと思います。
え?何故行くのか、ですか?最近寒くなってきたでしょう?
綱吉くんが風邪を引かないようにちゃんと布団をかぶって寝ているか見に来たんですよ。
彼氏として当然のことをしに来ただけです。
いえ、決して綱吉くんの可愛い寝顔が見たいとか、
あわよくば布団の中に入りたいとか、そういうことじゃないですよ。
まっまあ そんなことはどうでもいいでしょう。
もうこんな時間ですっ!早く入りましょう!!
骸は壁をよじ登ると綱吉の部屋の窓を開け(ピッキング)部屋に入る。
部屋は暗く、僅かな月明かりが差し込んでいた。
(アルコバレーノも寝ているようですね……。)
骸はちらりとハンモックで寝ている家庭教師を見て、
寝ているのを確認するとすぐに目的の人物の傍に近寄った。
(クフフ……可愛いですね。)
スヤスヤと寝ている綱吉のベットに頬杖をつくと骸は嬉しそうに綱吉の寝顔を眺める。
布団は骸が心配するまでもなくきっちりかぶっており、可愛らしい寝顔だけを覗かせている。
(あぁ…可愛い……綱吉くん。)
骸は見ているだけでは我慢できなくなったのか綱吉に手を伸ばす。
「…んっ………ぁ…………。」
(……………っ!!?)
あともう少しで柔らかな頬に触れそうなところだったが、
綱吉の声に骸はびくっと手をすくませ、触れずに終わった。
「んぅ………ぁ……ん」
(起きて………ないですね。)
綱吉はただ寝返りをうっているだけのようだ。
無防備に開かれた口から覗く可愛い舌先に骸は小さく唾を飲み込む。
(…お姫様は王子様の口づけで目覚めるんですよね…………。)
ギシっと音を立て骸は綱吉の上に覆いかぶさる。
(綱吉…、くん………。)
骸はその柔らかな唇に吸い込まれるように顔を近付け、あと少しで触れ合う
その時だった。
「む……く、ろ…………。」
「―――ッッ!?」
いきなり呼ばれた自分の名に驚き骸はその場で固まってしまう。
「あっ、むくろ………ンっ……。」
(………ッッ!!!!!)
聞き間違いかと思えばそうでもないらしい。
目の前の恋人は夢の中までも自分を想ってくれているようだ。
「んんっ、んぅ………っ!」
綱吉は大きく唸ると重い目蓋を上げ、ゆっくりと上体を起こす。
「つっ…つなよしく……。」
まだまどろみの中にいる瞳がぼんやりと骸を見る。
すると骸の服を掴み、自分の方に引き寄せると骸の唇に自分の唇を重ねた。
「ん………。」
「――ッッ!!!!?」
唇はすぐに離れ、綱吉は骸の胸に甘えるように擦り寄る。
「つつつつつっ綱吉くんッッ!!!??」
普段ではありえない綱吉の行動に骸は戸惑いを隠せず、
いつもなら抱き締めることができる腕が抱き締める手前で止まってしまっている。
顔もこころなしか赤い。
(こっこれはっ……!)
「あ、……むく、ろ……?」
「どっどうしたんですか綱吉くん!?」
骸の余裕は0だ。
声が裏返っている。
綱吉はまだ寝呆けているのかトロンとした目で骸を見上げる。
「むくろっ……ぎゅって……して……?」
「ッッ!!!」
そんな上目遣いで言われてしまえば、もう骸に理性など残ってはいない。
「綱吉くんっ………!!」
骸はガバッと綱吉を抱き込む。
(あぁっ……!!もうダメですっっ!!食べてしまいましょう!!)
「んんっ?…むく……………………ろ?」
すると先程まで舌ったらずだった綱吉の口調がはっきりした声色へと変わった。
骸が綱吉を見れば大きく目を見開いて自分を見上げていた。
「綱吉くん?」
「えっ……?えっ……?え?えええぇぇ!!!???」
「どうしたんですか綱吉くん。」
「えっ、なん、……で俺の、へやっ……
えっ、だってさっき……黒曜ランドでっ……?………ッ!!!!!」
綱吉は先程までのことが夢でなかったことに気付いたのか、
温度計の温度が急上昇するかのように急に顔を赤く染めた。
「綱吉く……」
「うわああぁぁぁ――ッ!!ちょっちょっと待って!!ッ……!!
ごっごめん骸ッッ!!おっ俺寝呆けてたみたいでッッ!!さっさっきのっ!わっ忘れてっっ!!!」
綱吉は恥ずかしいのかあたふたしながら目を逸らし、骸から離れた。
「…………忘れられるわけありませんよ。」
「あっ………!」
骸は綱吉をベットに押し倒し、手を取るとちゅっと口づける。
「むくっ……!」
「夢にみるほど僕の事を想ってくれたのでしょう?こんなに嬉しいこと忘れられるわけありません。」
「ちっちが………っ!」
「違うんですか?寝言であんなに僕の名前を呼んでくれたのに。」
「ッ!!!!」
綱吉の顔はさらに赤くなる。
「綱吉くん……。」
「!………むく、ぅンッ」
骸は綱吉の唇をはむように口づける。無防備に開いた口から舌を差し込む。
「んぅ……っはぁ……ぁん……ふっ………!」
しばらくして離すと二人の唇の間に透明の糸ができ、ふつりと切れる。
「ん、はっ…ふ……むくろっ……。」
「綱吉くん……、夢の続きを、………しましょうか。」
「えっ……あっ………!」
骸は綱吉の首筋に吸いつき、所有印をつける。
「綱吉くん……。」
「骸………。」
二人はどちらともなく口唇を重ねた。
二人にまだ朝はこない。
END
スロウ様のみお持ち帰りOKです!!
スロウ様大変長らくお待たせいたしましたっっ!!(汗)
こっ!こここんなのでよければ貰ってやってください!!あ!返品も可です!!
アレです!!煮るなり焼くなりピンヒールで踏むなり(※え?)好きにしちゃってください・・・!
リクありがとうございました・・・・・・・!!!!!